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親と疎遠になるのも未来志向 [親子論]

親と疎遠になることを決めたのは、過去の恨み辛みが原因ではない。
手段を選ばずに周りをコントロールしようとする母から、
自分と家族を守るためだ。

母は、毎週のように自分の家に俺たち家族を呼びつけた。
子供を連れて移動するのはしんどいので、
こっちに来いと言っても絶対に来ない。
最初のうちは、初孫を見たいのだろうと思い、
出来る限り行くようにした。
でも、要求はエスカレートするばかりなので、断ることにした。
俺が思い通りにならないと、妻の携帯に電話をして、
俺の知らない間に約束を取り付けるようになった。
家に行けば、「良い親子ごっこ」を強要され、
邪険に扱うと同情を引くための芝居を始める。
俺が思うに、母は何時までも「良い母」でありたいのだろう
孫を連れて子供が遊びに来ることが、そのための条件なのだろう。
母の良い母ごっこに付き合うことが、
俺たちに負担であろうとそんなことは知ったこっちゃ無い。
彼女は、彼女の定義する「良い母」でありたいのだ。
子供は、そのための手段・道具に過ぎない。
俺自身、「良い親子ごっこ」には心底うんざりしていたし、
妻や子供をそれに付き合わせる気にはなれない。
特に子供達にはそういう人間関係に接して欲しくなかった。
だから、距離を置こうと決意をし、その結果とても楽になった。

母よりも父の方がいろいろな確執があった。
ただ、父とは大学を卒業したあたりから、
完全に他人の関係になっており、
お互いに心を開かず、当たり障りのない対応が出来ていた。
別に父との関係をわざわざ絶つ必要は無かった。
母がいなければ、父との関係は今まで通り続いていただろう。


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親と別れて思ったこと

親と疎遠になってから1年半が過ぎた。
その間に、祖父の法事の件で短いメールをやりとりしたのみ。

最初の数ヶ月は、
「親と理解し合える機会すら無くして良いのだろうか?」
と自問自答をすることが多かった。
3ヶ月を過ぎたあたりから、「これで正しかったんだな」という実感が増してきた。
両親と決別してから、余計なストレスが減ったせいか、
夫婦関係が劇的に改善された。
仕事も順調だし、子供も元気で、とても良い感じ。
去年は今までの人生で、もっとも幸せな1年だったし、
それは今年も続きそうだ。
これら全てが両親との決別によるものかは不明だが、
かなりの効果はあったのは間違いない。

自分でも、ここまで親が心理的な負担になっているとは思わなかった。
ずっと背負っている荷物の重みは、おろしてみないとわからない。
荷物を下ろして最初はバランスがとりづらいかも知れないが、
慣れてしまえば、以前よりも自由に動けるようになり、元へは戻れない。

勇気を出して決断をした自分を誇りに思う。


なぜ男は釣った魚に餌をやらないのか? [男女論]

男が釣った魚に餌をやらない理由は、単純だ。
男は、魚が餌を必要とすることを知らないし、
魚がどのような餌を食べるかも知らないからだ。

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男の子を育てるために知っておくべき事 [教育論]

男女の思考方法の違いは、幼少期から存在する。
この違いが理解できない母親は、男の子の子育てに失敗する。

女の子の会話は脳髄反射に近い。
ほとんど連想ゲーム的なわけ。
だから、彼女たちはぽんぽん言葉が出てくる。
その代わり、じっくりと考える能力が育たない場合もある。
幼少の頃、利発そうに見えた女の子が、
往々にして、成長と共に頭が悪くなっていくのはそのせいだ。
彼女は元々、思考していなかったのだ。
女性の思考能力のポテンシャルが男性よりも劣るわけではない。
脳髄反射的な会話能力と、共感力によって、女の子は思考を必要としない。
必要としない能力は発達しづらい。それだけのことだ。
女性であっても、ちゃんとしたトレーニングを積むことで、
男性と遜色がない思考能力を身につけることは可能である。

脳髄反射的な会話能力と、共感力を持たない男の子には、
自分の頭でしっかりと考える以外の手段はない。
ただ、彼の思考能力は貧弱であり、考えが纏まるのに時間が掛かる上に、
他人からは意味不明な表現をしてしまうことも多いだろう。
母親の多くは男の子はバカだと決めつけるが、それは全くの誤りだ。
男の子はより高いハードルを跳ぼうとしているのだ。
言葉がなかなか出てこない男の子には待つこと。
しっかりと考える時間をあたえることで、思考力が育つ。

母親が男の子が必要とする時間を待てないと、男の子の思考能力は阻害される。
すぐ上におしゃべりな姉がいた場合には、会話が阻害されやすい。
思考が阻害されやすい環境だと、考える根気を失い、粗暴になったり、
思考に専念して、外部への働きかけをしなくなったりする。
どちらにしても、コミュニケーション能力は阻害される。
男の子を育てるのに大切なことは、信じて、待つことだ。
考えをまとめるのに充分な時間を与えること。
そして、出てきた言葉を肯定すること。
どんなに稚拙であっても、彼の言葉は手作りなのだから。

思春期になると、男の子は自分の思考を阻害する要因を排除するようになる。
この段階になると、「別に」や「何でもない」が出てくるようになる。
これは男の子にとって自然な成長過程であり、
男性的な思考能力を発揮するための準備が出来たサインなのだ。
本来はお赤飯を炊いて、祝うべきイベントだろう。
しかし、多くの母親はこれを拒絶ととらえ、
何でも話してくれた子供時代に戻そうとして、あれこれ詮索をする。
これが最悪な行動であることは明らかだ。
全てを共有するのが愛情だと思っている母親は、
夫に次いで息子からも拒絶される。

思春期の男の子は多くの問題を抱えている。
そして、それを自分の力で解決しようと努力する。
だから、ダンゴ状態がとても長くなる傾向にある。
この時期は、男の子の心の成長期であり、内面がぐんと成長をする。
ここで、成長を阻害すると、男の子は男になれない。
過干渉な母親、支配力が強い母親は、この段階で男の子を完全にダメにする。

思春期の男の子を育てる上で大事なことは、
彼が放っておいて欲しいという意思表示をしたら、干渉しないこと。
向こうから話しかけてきたら、真摯に耳を傾けること。
つまり、大人の男として、適切に扱えばよいのだ。


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男が素っ気ない態度をとるときは要注意 [男女論]

女性が無自覚にキンタマを蹴る典型的な例を示そう。


  男性が難しい表情をして、黙り込んでいる。
  女性はそれに気がつき、助け船を出そうとする。
  女:「何か考え事?」
  男: 「別に」
  女: 「眉間にしわが寄ってるよ」
  男: 「まあね」
  女: 「どうしたの?」
  男: 「考え事」
  女: 「何考えてるの?」
  男: 「何でもないよ」
  女: 「そんな顔して、何でもないと言われても、
     余計心配になるじゃない。聞いてることに答えてよ」

  男: 「答えてるじゃん」
  女: 「ぜんぜん、答えになってないでしょ」
  男: 「あぁ、もう、うるさいなぁ」
  男は、席を立ちどこかへ行ってしまう。
 

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男から愛される魔法の呪文 [男女論]

男性と良い関係を築くために、必要なことは男を立てること。
ただ、それだけだ。
崇めたり、甘やかしたり、奴隷のように仕える必要は全くない。
そんなことを大人の男は求めていない。
むしろ、大人の男は愛する女性を支えたいと願うものであり、
その見返りとして男を立ててもらえさえすれば大満足なのだ。
どんなわがままな女でも、男を立ててくれるなら、
時間の経過と共に愛情が深まり、男はますますその女性を大切にするだろう。

残念ながら、「男を立てる」ことの意味をほとんどの女は理解していない。
男を立てることが出来るいい女はとても希であり、
その結果として、多くの男性は女性を支えることが苦痛になる。
結婚後、しばらくすると、妻を避けるようになる夫はとても多い。
そういう夫の話を聞くと、とても共感できる。
「俺でも同じ状況なら、家に寄りつかないよ」と思う。
妻が夫を立てないから、避けられる。はっきり言って自業自得だ。
男が自分と向き合おうとしないと愚痴る女に限って、男を立てていないのだ。
多くの場合、女性は無意識に(むしろ親切心で)男を傷つけてしまう。

女性読者のために、男を立てて、愛されるためのとっておきの呪文を教えよう。
その呪文とは「金太、負けるな」だ。
本当に、嘘のような効果がある。
騙されたと思って、「金太、負けるな」と大声で10回繰り返してみよう。

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男がメールに返事をしない理由 [男女論]

男がメールに返事を書かないことに多くの女性は怒り心頭だ。
一方、女がメールに返事をしないと愚痴る男は見たことがない。
男性がメールに返事をしない典型的な理由は、
「後でメールしようと思ったら、忘れてた」というものだろう。
女性からメールの返事がない場合は、そもそも脈がないとか、
怒っているとか、何らかの理由がある。
女性にとってかくも重要なメールを、
男性があっさりスルーしてしまう背景を考えてみよう。

女性は、感情を共有することで愛情を確認する。
常に自分の感情を相手に肯定してもらうことで、精神的な安定を得る。
相手に共感してもらうために、メールを書く。
そして、「共感した!」という返事が来るのを、今か今かと待ちわびているわけだ。

ところが、男性には感情を共有するという精神構造を持たない。
だから、女性が共感を求めて書いたメールが、独り言のようにみえる。
男性は問題を解決することで、愛情を表現する生き物であり、
メールに彼が解決すべき問題が書かれていれば、すぐに返事を書くだろう。
逆に、彼が解決すべき問題が無いと、用件を見いだすことができない。
「こんな事をわざわざメールしてくるなんて、よっぽど暇なんだな」と思う。
だから、「自分も暇が出来たら返事を書くか」と思って、そのまま忘れるわけだ。

女性にとって、恋人からのメールになんとなく返事を書かないということは、
思いも寄らないことである。
だから、返事が来ないと、不安になる。
不安になるから、詰問をしてしまう。
そうすると、男はなんとも間の抜けた言い訳をする。
気楽にスルーされていることを知った女性は、
軽く扱われているように感じてキレる。
そうすると、男性は「返事の書きようのないような内容の薄いメールを送っておいて、
返事がないとキレるとは何事か?」と呆れてしまう。



このメール問題でこじれる男女関係は多い。
これがきっかけで、破局を迎える場合もあるだろう。
メール問題においては、男と女のどちらかが一方的に悪いわけではなく、
性別によるコミュニケーションスタイルの違いを乗り越えられなかったのだ。

男性は、女性のメールの意味を知るべきだろう。
男性から見たら取るに足りないような日常の些事であっても、
そのメールに肯定的な返事をもらうことが、女性をどれほど支える効果があるか。
逆に、そのメールをスルーすることが、どれほどダメージを与るかを知るべきだろう。
無知ゆえに相手を傷つけてしまうので、無知は罪なのだ。

一方、女性も男性心理を知るべきだろう
男性は共感のみを目的とするコミュニケーションになれていない。
というか、そういうものが存在すること自体知らない可能性が高い。
男のコミュニケーション・スタイルを理解していれば、
メールの返事が来ないことで、大きく傷つかずにすむはずだ。


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