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「わかってくれる人」ではなく、「わかろうとしてくれる人」を選ぼう [結婚論]

人間同士がわかり合うのは、とても難しい。
夫婦がしっくりいくようになるのは結婚して10年はかかると言う。
「しっくりいく」とは、「ストレスなく一緒にいられる」ということで、
相手の内部を理解できる訳ではない。

人の気持ちって、その人になってみなけりゃ、わからない。
だから、突き詰めていけば、他人の気持ちはわからない。
でも、わからないなりに、わかろうとする努力に意味がある。
努力を続ければ、わからないなりにしっくりした関係になるのだろう。

すぐに「わかるわかる」と相づちを打つ人がいるけど、
それって、わかった気になっているだけで、本当にわかっているわけではない。
わかった気になると、理解するための努力をしなくなるから、
いつまでたっても理解が深まらない。
10年後にはしっくりどころか、完全に人間関係が崩壊しているだろうな。

相手を理解する努力をしない人間ほど、相手の無理解を責める。
「私の気持ちをわかってくれない」と他人を責めるのは、
その言葉を言われる人の気持ちを全くわかっていない証拠。
自分だって何もわかっていないくせに、自分のことを棚に上げているという自覚すらない。
自分勝手な人間ほど、周りの人間を自分勝手だと責めるのと同じ原理だ。

「わかるわかる」と相づちを打ってくれる人を避けて、
わかろうと努力してくれる人とつきあうのが正解なんだけど、
相づち系の方がもてたりするんだな。
特に自信がない女(=良い子系尽くし女)は、相づち系を選ぶ傾向が強い。


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コメント 2

まったくおっしゃるとおりだと思います。
僕もいまの彼女さまのおかげでやっとそれに気づけました。
本当にそのとおりです。
by (2005-05-23 17:39) 

katuo

長期的な人間関係を築こうと思ったら、その場のご機嫌取りばかりはできない。
気づいてしまえば当たり前な話ですが、気づくまでに時間がかかる。
良い彼女さまをゲットしましたね。
by katuo (2005-05-24 21:20) 

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