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日本一イタい母への手紙 [疵痕]

母から、こんなかんじのメールが来た。

息子には、あれもしてあげたい、これもしてあげたいと思っています。
でも、いろいろと忙しくて、時間がありません。
自己中な母を許してください。
それはそうと、あれをしてください、これをしてください。


自分は何もしないで、他人に恩を売り、いろいろと身勝手な注文をする。
いつもそうだ。うんざりしたので、下のような返事を書いた。

やりたいことをやって、何が問題なのでしょうか。
自分の人生を、自分のために生きるのは、当たり前の権利です。
そして、それは人として生きる上での義務でもあります。
やりたいことをやるのは自己中ではありません。
自己中とは、相手のためと称して、
他人の人生に土足で踏み込むことです。

あなたは自分の人生を謳歌すればよいし、
それを他人に申し開きをする必要はありません。
他人に迷惑をかけない範囲で、
自分がやりたいことをやればよいのでは無いでしょうか。

俺は、あなたのことを自分勝手だと思います。
それはあなたがやりたいことをやっているからではなく、
子供の人生に干渉することを生き甲斐としているからです。
子供は子供、自分は自分というきちんとした境界線を引いた上で、
自分の人生を自分のために生きてください。
親の生き甲斐が子供というのは、子供にとって負担です。

上の手紙の返事が帰ってきた。

自分勝手によかれと思って、
大変負担をかけているようですみませんでした。
以後、極力負担にならないようにいたします。


彼女はすぐに謝るけど、何一つ変えようとしない。
すみませんというのは、本心ではなく、当てこすり。
平謝りをすることで、子供の罪悪感を刺激しようという作戦だろう。
母は、子供に心理的プレッシャーをかけて、自分の思うように操作してきた。
まず最初に、お涙ちょうだい芝居、それがうまくいかないと泣き落とし、
それでも駄目なら、切れてみる。それでも駄目なら迎合。
いつものパターンだ。
母にとって子供とはコントロールの対象であって、
コミュニケーションの対象ではない。
自分自身の問題を見つめなさいと言う俺からのメッセージはスルーだ。

母は孤独に死んでいくだろう。
自分を愛さなかった両親を恨みつつ、
自分よりも愛された妹を恨みつつ、
自分を疎む息子を恨みつつ、
自分に冷たい夫を恨みつつ。


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コメント 2

>母は孤独に死んでいくだろう。
>自分を愛さなかった両親を恨みつつ、
>自分よりも愛された妹を恨みつつ、
>自分を疎む息子を恨みつつ、
>自分に冷たい夫を恨みつつ。

笑えない感じです。ちょっと違うけど、ちょっと似てる。
私の母もまた、満たされない気持ちを抱えている人間の1人ですから。
母が孤独のままで死なないことを祈るだけです。
by (2005-04-06 19:21) 

katuo

親子の関係って、親にとっても子にとっても大事なテーマですね。
俺の母にとって、子供は自分の存在意義を示すための道具です。
母が子供に依存している限り、まともな人間関係は築けません。
冷たいようだけど、母との関係は一度完全に断ち切る必要があると思ってます。
その後に一人の人間同士として、新しい関係を築くしかない。
要は、子離れをちゃんとしてもらおうと言うことですね。
道のりは遠いですが、、、
by katuo (2005-04-09 00:40) 

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